とうふ■そば。

アイデアとか雑記とか。

エウレカセブンを観ました。

 友人の『エウレカを見たおかげで人を殺めずにすみました…』という猛プッシュで、エウレカセブン全50話を数ヶ月かけて視聴しました。

話は主人公の少年レントン(14)がひょんなことから反政府組織ゲッコーステイトに参加し、不思議な少女エウレカとの出会いを通して成長していくいわゆるロボットアニメです。

完全なSFで、舞台も未来の地球だったり、難しい用語がガンガン出てくるけれどノー問題。そういった設定はなんとなくわかればいい程度で、メインは主人公と主人公をとりまく人たちの成長譚です。実際、自分もSF的な設定や細かいところはわかってないけど楽しめました。

もうね、レントンが14歳から15歳になる1年少々の話なんだけど、成長度合いが凄まじい。はじめはウザいガキだったのが、家出から帰ってきた26話あたりからもう大人になっちゃって、見ている自分より大人っぽいというか。自分も思わず家出をしようと思いました。

やっぱ物語のメインはレントンとエウレカの心の触れ合いがメインでしょう。でも、2人のの距離感は始めのころがよかったかな。たどたどしい感じが好きです。心が通じ合ってからの2人は美しすぎて、オジサンはちょっと気恥ずかしいのですよ。

そんなオジサンが好きなのは、ノルブやアクセル、チャールズ、ユルゲンスなんかの脇役オッサン組。

少年が成長するのと意味合いが違うのかもしれないけど、オッサンたちが立場や考え方を変えたり、行動を起こしたり、少年を取り巻く大人としての行動が胸に響くというか。人は誰でも変わっていける、むしろ変わっていくものだという示唆があるような気がするのです。

とは言いつつ、やはり26話の『モーニング・グローリー』と49話の『バレエ・メカニック』で号泣なのですが。

 

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